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2010年12月12日 (日)

マレーシア滞在紀 ~マレーシアの学生への質問2~

どうも、最近体調を崩して、発熱、腹痛、口内炎などなどの症状に悩まされていました。

せっかくの美味しいマレーシアの料理も満喫できない、口内炎でしゃべるのも痛い…といった

マレーシアにいるのにとても損をしている気分になる生活を送っていました(;ω;)

やはり、旅やこういった海外での活動だけに限らず、健康が第一だと改めて実感させられました。。。

ということで、

前回に引き続きtwitterでいただいた質問に答えていきたいと思います。

 

 

>自国の何に対して問題意識を抱えているか(政治や経済など)、それに対してマレーシアの若者は解決策を考えてるのか?(マレーシアの若者は日頃ディスカッションとかするのか)


 

前回も出てきた②の学生たち、ルームメイトとそのクラスメイトたちに聞いたところ

 

「国会や議会の雨漏りがよくないよね。」って…

 

ん?

こいつらふざけてるのか?それとも俺の聞き間違えか?と思ったら、その後がなんとも印象深い…。


 

「こういった公共の施設の雨漏り修復工事(部分的な工事)に、多額の税金が使われていることが問題だよ。

 

立て替えるのにまずお金がたくさん投資されて、さらに一部を直すだけの作業にも多額(具体的金額は忘れましたw)が注ぎ込まれている。

 

これは賄賂とかもあるだろうし、政治家のポケットにお金が行ってるからひどいもんだ。

 

建設問題だよ、建設問題、だから雨漏りが問題だよ」


 

と言い、国内政治の腐敗について痛烈に批判していた。


事前知識として、マレーシアでは首都であるクアラルンプール(以下、KL)から

 

 

行政や政治の機能をプトラジャヤに移転する計画が進んでいる(正確には議事堂をKLに残し法律上も首都をKLとしているが…)

日本で言う埼玉北部から栃木南部くらいの広い土地に国会議事堂やら議会、省庁を移して

1つの巨大な行政ビル街を築いた(まだ言ってないけど、車がないと観光が難しいほど大きな街らしい)


だから、移転したばかりの街でもう修復工事!?しかも額が信じられんぞ?!って感じなんだろうと思った。

 


今までは国の発展のために、政府主導で開発が行われ、人々のニーズを満たしていくし、それに人々は満足し欠乏を満たしていく

やがて人々が豊かになりだすと、そういった行政の腐敗であったり、利権を争う政治家たちの出現、1党独裁の体制に懐疑的になりだす。

そして自然と人々の目線はそういったいわゆるズルであったり甘い蜜を吸っているものに批判の目を向け始める…。


なんか日本の戦後の歴史にかぶってみえるところがあって面白かったな。


 

で、マレーシアの学生側からは、「日本はこういった金の話はどうなんだ?」って言われたから

「日本は政治での資金の法律が厳しくなっているよ。それでもたまに事件はあるけど、むしろメディアとかの監視が厳しすぎて行政にかえって悪い影響を与えている気がするけど」

このような個人的な見解を述べさせてもらいましたが、

経済発展→政治腐敗→民衆のデモ→ルールの制定→…

今後マレーシアの政治がどうなっていくのか楽しみですね。

 

 

 

というのも、「マレーシアはデモ活動が厳しく制限されている国なので、若者が立ち上がることが出来ない」国であるらしいので。

 



また、他の学生はブミプトラ政策が最大の問題だと述べていました。

「プミプトラ政策はマレー人にしか良い点がない。中華系やインド系にとっては悪いことしかない。

特に少数のインド系には厳しいものだ。大学や職業の制限がされるから、不平等だ。

さらに、この政策のせいでマレーシア企業の国際化は遅れいてるし、マーケットの魅力も無くなっている。

特に金融では上場企業の30%の株式をマレー人に優先配分しないといけないから外資や外国からの投資の対象として魅力が無くってるよ。

この政策が無かったらマレーシアはシンガポールよりも発展してたと思うよ」

 


と、一気に続けて書いてしまいましたが、昼食と夕食に続く彼の主張を簡単にまとめるとこんな感じです。


特に印象的だったは、まわりのマレー系の位置を確認してから「I hate that policy」とhateって単語を使っちゃっている点でしたね。

あと、シンガポールへの憧れや完全に別の国という意識だと言っていたのに、やはり、経済の発展度ではシンガポールに負けているという意識があるようでそれはそれで面白い。

 


解決策はやっぱりデモなどが厳しく規制されているので無理だから勉強しかないみたい。

勉強するしか現状としてはないらしい。。

 


他の学生でもブミプトラ政策に関しては同じような不満を言っていたし、もう少し個人ベースの問題に落とし込んだ質問とかもしたんですが、文量が多くなるので今回は控えておきます。

 

 



また、別のボルネオ島のサラワク出身の学生は

サラワクやサバ(どちらもボルネオ島の州)はKLに搾取されている!といっていた。

KLはマレー半島にあって、そちらにもスズなどの鉱山資源はあるが、サラワクには、石炭、原油、天然ガス などの資源がある。→しかも石炭以外は世界シェアの1%を握るほどの産出量であるらしい。

なのにインフラとかの整備とか遅れてるし、今では生活必需品も朝は通じないし時に夜も…!!!!


という不満を言っていました。けどなんだかんだで幸せそうだったので、たいした問題ではないのかもww

中心街は立派な町並みだったけど、確かに郊外の道路はけっこうボコボコだったりするし、

なによりネットが住宅街全体でつかえなくなったりするらしい。

そして彼らはネットが使えなくなることを「suck」という表現を使っている。

suckには搾取って意味があるから…ってのはちょっと自分の考えすぎかな?(ひどいって意味が性格だと思う。)


 

ただ、日本とマレーシアという全く違う国なのに、夕食を囲みながら、もしくは、お酒を片手に自国の政治について不満を垂れると、普段は日本の政治ばかりを憂えたり心配してたけど、どこの国も政治への不満ってあまり変わらないんだなぁ~と妙に親近感がわいてきた日々でした。

 

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コメント

結局TASKはマレーシアで何やってるん?
学生へのインタビューは、それはそれで面白いけど、もっと自分が現地で学んだこと、そこから自分が感じたことを発信してほしいなーと、最近思うわけです。もちろん、TASKなりの考えがあってこれをやってるんやけどさ。

記事とはあんまり関係ないんやけど、なんか気になって書いてみました。

もちろんこれはご飯の時間を有意義に使うための試みにすぎないけど、なんか話題として面白いかなぁと思ってやっていただけだよ~

基本的な活動としては、前にいったEYLNSってのの準備と、MyLDSへの準備とか前にブログで書いたこと。
こっちはブログで書いてもおもしろくなさそうだったから書かなかった…
まぁ最後の9日間は怒涛の熱い日々だったけどね。

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